受付から治療までの手順
蘇生会クリニック サイバーナイフセンターにご連絡ください。診察日を予約します。
診察日が決まれば、診察がスムーズに行えるよう、以下のものを事前に当院へお送りください。
- 診療情報提供書
- 病変が確認できる画像、検査所見(最新の画像、経過がわかる画像などをCD-Rなどで)
- 血液検査結果(造影剤使用時に腎機能チェックなどのため)
- これまでに治療部位に放射線治療を受けられた方は、必ずその時のデータ(可能ならDICOM-RT)
事前に送付されたデータ、診察により、専門医が治療の適応を判定します。
体幹部(肺・肝臓など)治療では、治療精度を高める為、金属性マーカーの留置が必要になる事があります。
治療用の固定具(マスク)を作成し、治療計画用CTを撮影します。
必要に応じてMR検査を行います。
呼吸による移動範囲の確認
マーカー留置の必要性の判定
処置のため一泊の入院が必要です。
処置の一週間後にマーカーの確認
画像データをもとに放射線治療専門医が治療計画を行います。作成された治療計画を、モデルを用いて実際に照射を行い、治療計画の精度検証を行います。
1日1回30分~1時間程度の治療を1回~数回行います。体幹部は2週間程度の治療期間が必要です。
入院治療(蘇生会総合病院)も可能です。
治療中はモニターで監視しております。また、ナースコールを持って頂きますので、何か変わった事があれば伝えることができますし、途中で休憩することもできます。
※治療中はリラックスして頂くために、お好みの音楽をかけることも可能です。
治療後、すぐに結果が出るものではありません。サイバーナイフ治療をはじめ放射線治療は、一般的に効果が出るまでには数ヶ月以上かかりまので、定期的な経過観察が必要です。
基本的には紹介元で経過観察をお願いしていますが、疾患によっては当クリニックや、蘇生会総合病院 脳神経外科で経過を診させていただくことがあります。